無粉塵投入自走式サイロ ダストNON工法
2018年10月3日付で、株式会社森組と株式会社アベゼンが共同開発しました無粉塵投入自走式サイロ「ダストNON工法」が、国土交通省の新技術情報提供システム「NETIS」※に登録されました。
登録の概要
- 新技術名称:無粉塵投入自走式サイロ「ダストNON工法」
- NETIS登録番号:KK-180036-A
NETISについては、こちらをご覧ください。
ダストNON工法の概要
- 1.粉塵災害の防止
- 2.固化材費の低減
- 3.クレーン作業不要による安全性の向上
- 4.固化材供給作業の省力化
- 5.安定の固化材保管性能
自走式土質改良工は原料土を現地改良する場合に用いられ、プラントが建設できない狭隘地や長距離移動が必要な条件でも現地施工が可能である。その際、固化材として使用するフレコンはタイヤ式運搬車で搬入されるが、自走式土質改良機までの搬入走路が走行できない場合には、その区間について不整地運搬車による積替え運搬を行う必要がある。土質改良時には、土質改良機付属クレーンでフレコンを貯留装置上まで吊上げて、袋底を開き改良材を落下投入する。
本技術は、固化材にバラ材を使用し、現場に粉粒体運搬車で到着してから使用するまでを無粉塵投入自走式サイロで行うものである。無粉塵投入自走式サイロは、粉粒体運搬車から固化材を受け取ってから土質改良場所まで自走し、サイロ付属の排出用スクリューコンベア先端にある排出シュートを、土質改良機の貯留装置に取付けられた蓋に固定して、固化材を圧送する。直結密閉することで、粉塵の飛散がないようになっている。
従来技術との違い
従来技術
タイヤ式運搬車両が走行可能な場所までフレコンを搬入し、
そこから自走式土質改良機までは不整地運搬車に積替えて運搬を行う。
新技術(無粉塵投入自走式サイロ)
粉粒体運搬車が走行可能な場所までバラ材を搬入し、
そこから自走式土質改良機までは無粉塵投入自走式サイロに積替えて運搬を行う。
パンフレット
お問い合わせ先
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