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「第13回　施工・技術報告会」を行いました。

土木事業本部では、各現場で実施した特殊工法や設計変更手法、創意工夫等を報告することにより、水平展開を図り、多くの現場での有効活用を目指すことを目的として、定期的に「施工・技術報告会」を開催しています。

通算13回目の報告会が12月3日（日）に行われ、現場から3件、本店から1件、協力業者から1件の発表が有りました。

質疑応答では、活発な意見交換が行われ、事業部として新たな智慧を共有しました。

「ニューマチック工法にて深さ57.4mの構造物構築に対する創意工夫」を発表した名古屋雨水立抗工事の森浦リーダーに社長賞が贈られました。

名古屋市上下水道局のご発注により平成27年3月から平成29年9月までの工期で当社が施工。

工事は中部圏で初めてとなるヘリウム混合ガス併用の大深度ニューマチックケーソンの現場であり深度57.4mは国内ランキング10位、圧気圧0.54Mpaは国内ランキング6位の実績。

乱れた軟弱シルト・砂～N値50超えの人頭大の玉石を混入した層の熱田層を貫通し、N値50超えの硬質レキ層を約15m掘削する厳しい土質条件のもと、大口コンクリート打設（540～1,040m³）を2年間で14回打設。大被圧の躯体からの漏水も無く、良い精度と品質を確保。