工事情報
「アーバンファンデーション工法」が建設技術審査に合格しました。
この度、『アーバンファンデーション工法』(*1)が建設技術審査を合格しました。
アーバンファンデーション工法は、当社が施工した湊川付近鋼製橋脚等大規模更新工事(2023年11月竣工)において、既存のアーバンリング工法(*2)を用いて橋脚基礎での実験及び改良を行い施工したもので、これらの実験結果を基に、一般財団法人国土技術研究センター(JICE)に建設技術審査を依頼し、6ヵ月間の技術審査を経て合格しました。


一般財団法人国土技術研究センター:https://www.jice.or.jp/review/proofs/civil/list
*1 アーバンファンデーション工法(アーバンリング工法を用いた混合構造基礎)
立坑を構築するための土留め壁として使用される鋼製セグメントの縦目地継手を、剛構造のボックス構造継手とした剛リング体とすることにより、後打ち鉄筋コンクリート基礎の主筋を拘束する部材として評価され、帯筋を省略できる混合構造基礎の技術です。この工法により、狭隘地や上空制限のある現場でも、柱状体基礎を短期間で構築することが可能になります。
*2アーバンリング工法
アーバンリング工法は、都市域の厳しい施工環境対応するために開発された都市型圧入ケーソン工法です。アーバンリング(分割組立型土留壁)を使用したシステム工法で、さまざまな目的に対応可能です。