工事情報
「一級河川 寝屋川 加納元町調整池築造工事(発進立坑)」が竣工しました。
本工事は、大雨時に下水道が流しきれない雨水を一時的に貯留することにより、周辺地域(東大阪市域及び大東市域の一部)の浸水被害を軽減する施設を造る工事で、府道石切大阪線の中央分離帯を利用し、外径φ20m、深さ36mの立坑を構築するものでした。
本工事箇所は、工事ヤードが狭隘であるうえ、もともと自然地下水位が高く、軟弱地盤であるなど、さまざまな厳しい条件下での施工であることから、最も安全性・施工性に優れたケーソン工法を採用しています。
総合的な治水対策工事を無事故・無災害で竣工でき、技術力を高く評価され、大阪府がまとめた2023年度(23年4月~24年3月)の工事成績評定結果で87点を獲得し、全1,102件のうちトップとなることができました。
工事場所: | 大阪府東大阪市加納 |
工期: | 2020年12月~2024年2月 |
発注者: | 大阪府 寝屋川水系改修工営所 |
工事概要: | 立坑築造工(圧入式オープンケーソン) |
φ20.0m(外径)、φ16.0m(内径)×36.0m(深さ)1基 | |
影響遮断壁工173枚 置換杭工30本 アンカー工12本 他 |




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