工事情報
「神吉中津線橋梁下部工事」が竣工しました。
本工事は、加古川市中心市街地への集中する交通を分散させる機能を持たせるため計画された都市計画道路網の内、中環状線に位置する工事です。
工事としては、渇水期となる11月から5月の7か月間にH=30m級のケーソンを3基構築しなければならない非常にタイトな工程でした。また、施工箇所が河川内で3基同時施工するため、堤体構築により河川幅の70%程度を埋め立てる必要が有り、河積確保のため堤体高が低く計画されており、降雨時の堤体上部への越水を見越した厳しい条件での施工となりました。
上記の様な条件の中、発注者、協力会社との調整を密に実施し渇水期間内に無事故無災害で完成する事が出来ました。
工事場所: | 兵庫県加古川市加古川町中津地内 |
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工期: | 2022年5月~2023年7月 (実働工期:2022年11月~2023年5月渇水期での施工) |
発注者: | 加古川市 |
工事概要: | 橋梁下部工事 |
【基礎工】ニューマチックケーソン工法 3基 作業室面積 P3~P5 各73.81m2 | |
【橋脚工】P3橋脚:W12.1m×T6.1m×H20.0m P4橋脚:W12.1m×T6.1m×H30.6m P5橋脚:W12.1m×T6.1m×H30.0m |
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異形棒鋼(SD345):404t コンクリート:3,324m3(24-12-20H) 型枠:3,899m2 | |
【仮設工】 路体(低水敷築堤)盛土:3,200m3 大型土のう作成:776袋 | |
敷鉄板:420枚(1.5m×6.0m) 汚濁防止フェンス:215m 足場・送気管架台:1式 |

