工事情報
「横浜湘南道路関谷換気所工事」が竣工しました。
本工事は圏央道の一部を成す藤沢市と横浜市戸塚区を結ぶ約 7.5km の自動車専用道路を整備する横浜湘南道路事業における1工事で、トンネル区間(L=5.6km)に換気所と避難立坑を構築する工事でした。
作業気圧が0.425mpa※1となる大深度でのニューマチックケーソン工法※2、狭いヤードでの大量生コン打設、コロナ対策と現場所員においては苦労の連続でしたが、所員一丸となり、2年7ヶ月に及ぶ工事も無事竣工することができました。
また工事への理解を頂くために、近隣の皆様とも積極的にコミュニケーションを行い、近隣小学校に対してはコロナ対策支援を実施したことで感謝状をいただきました。
※1 大気圧を1気圧(0.10mpa)とすると約4倍の圧力
※2 あらかじめ地上で下部に作業室を設けた鉄筋コンクリート製の函(ケーソン)を築造するとともに、作業室に地下水圧に見合う圧縮空気を送り込むことにより地下水を排除し、常にドライな環境で掘削・沈下を行って所定の位置に構築物を設置する工法
工事場所: | 神奈川県鎌倉市関谷地内 |
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工期: | 2019年3月~2021年10月 |
発注者: | 関東地方整備局 |
工事概要: | 換気所構築工 床掘り 20,600㎥ 躯体コンクリート 6,900㎥ 他 |
換気ダクト構築工 固結工 1式(薬液注入 97本) | |
避難立坑構築工(ニューマチックケーソン工法)沈下掘削 7,800㎥ コンクリート 4,200㎥ 他 |



