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工事情報

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「篠山山南線 川代道路 川代2号、3号トンネル建設工事」を施工中です。

兵庫県丹波県民局発注の「篠山山南線 川代道路 川代2号、3号トンネル建設工事」を兵庫県篠山市で施工しています。2号トンネル(砂岩・頁岩互層)は発破掘削、3号トンネル(砂岩・破砕質頁岩互層で起点側坑口が地滑り地形)は機械掘削と地質の違いにより最適な掘削方法を採用しています。また、管理面においては、地山の状態把握に水平長尺コアボーリング・前方探査・FDEM探査、崩壊予兆にレーザー監視等の安全管理を実施すると共に、クリアショット吹付システムを使用する事による坑内粉塵量の低減等環境改善に努めています。

現在、2号トンネルは1月15日に貫通し覆工コンクリート打設中、3号トンネルは坑口支保工が完了し2月19日より明かり掘削を開始予定です。地元小学校現場見学会の開催や坑門に恐竜のレリーフ(1号トンネルから恐竜の化石が発見)の設置検討をする等、地域の皆様とコミニュケーションを取りながら災害に強く信頼性の高い道路ネットワーク構築を目指し所員一丸となって頑張っています。

本工事の目的

主要地方道篠山山南線は、篠山市中心市街地と丹波市山南町中心市街地を結び、国道175号と176号を丹波市南部で連絡する、当該地域の重要な東西交流連携軸となっています。

本事業区間である篠山市と丹波市の境界付近は、篠山川が流れる山間狭隘地をJR福知山線と本道路が並行する地形的に厳しい区間で、幅員狭小のうえ線形も悪く、過去幾度も山腹斜面崩壊による全面通行止めが発生するなど、安定した道路ネットワークと交通安全の確保、並びに道路防災対策が喫緊の課題となっています。

また、平成18年8月に発見された丹波竜の化石発見現場に近く、丹波竜を活かしたまちづくりを支援することからも、丹南篠山口ICからのアクセス強化を求められています。

このため、トンネルを含むバイパス(川代道路)整備により、安全で円滑な交通を確保し、災害に強く信頼性の高い道路ネットワークを構築するとともに、地域の活性化を支援していきます。

工事場所 兵庫県篠山市大山下
工期 2017年3月~2018年10月
発注者 兵庫県丹波県民局
施工業者 (株)森組・但南建設(株)・(資)中村組特別共同企業体
工事概要 トンネル掘削:(NATM工法)
2号トンネル:L=387m(発破掘削)
3号トンネル:L=115m(機械掘削)
坑門工:4基
ブロック積工:1式
山間狭隘な線形の川代道路(県道77号)
山間狭隘な線形の川代道路(県道77号)
3号トンネル坑口付(明かり部)
3号トンネル坑口付(明かり部)
本貫通(2号トンネル)
本貫通(2号トンネル)
覆工コンクリート養生状況(2号トンネル)
覆工コンクリート養生状況(2号トンネル)
現場見学会(地元小学校):広報「丹波篠山」2018年1月号に、その様子が掲載されました。
現場見学会(地元小学校):広報「丹波篠山」2018年1月号に、その様子が掲載されました。

現場見学会(地元小学校):広報「丹波篠山」2018年1月号に、その様子が掲載されました。