工事情報
「小石原川ダム付替国道2号トンネル工事」を施工中です。
独立行政法人水資源機構発注の「小石原川ダム付替国道2号トンネル工事」を福岡県朝倉市で施工しています。
本トンネルは地滑り帯を掘削する為、動態観測に細心の注意を払いながら施工しております。
現在、全長453mの内、200mまでの掘削が完了しており、2019年の供用開始を目指し所員一丸となって頑張っています。
本工事の目的
- 小石原川ダム建設に伴って現国道500号が貯水池に位置するため国道を付け替える。
- 国道500号は大分県別府市から佐賀県鳥栖市を結ぶ路線であるが大部分が山岳部を通る1車線道路である。
- 交通量は500台/日程度であるが、代替経路が近くに無い為近傍の住民にとっては重要な生活環境に位置づけられている。
- 現在、付け替え工事の為、通行止めとなっており、早期の供用が望まれる。
- 当2号トンネル工事はダム建設及び国道工事の重要なポイントとなる工事である。

工事場所 | 福岡県朝倉市江川地内 |
---|---|
工期 | 2017年1月~2018年8月 |
発注者 | 独立行政法人水資源機構 |
工事概要 | トンネル掘削(NATM工法)L=453m ずり処理工 覆工コンクリート 掘削補助(長尺AGF) 坑門工 コンクリート舗装工 他 |


※工事域はクマタカ等の稀少猛禽類の保全地域となっている為、自然動植物への影響を最小限にとどめる配慮が必要であり、当工事でもトンネル坑口の防音扉を2重に設置する等の対策を講じております。

