先輩社員紹介

土木 土木事業本部 施工部 2012年入社 工学部 都市デザイン工学科卒業

目指すのは、100年先も利用される、良いモノづくり

トンネル工事の主任として、工程・安全・品質を管理しています。

就職活動中に参加した会社説明会や選考を通じて、丁寧に会社の説明を受けたり、質問した時も分かりやすく回答していただいたりしたことが印象的でした。さらに社員の方々の心配りがとてもよく伝わってきた会社だったので、森組に入社したいと思いました。
新入社員研修の後は、地下アンダーパスを造る道路工事に始まり、用水管工事、河川の拡幅工事、橋梁の下部工事などの現場を経験し、現在はトンネル工事の主任として現場管理をしています。主に携わっているのは、施工管理業務です。

一言で言うのは簡単ですが、工事の工程・安全・品質の管理だけでも、業務は多岐にわたっています。例えば、工程管理では、工期内に完成できるように、目先のことだけではなく、1週間後、1カ月後、さらにその先までを見据え、工事がスムーズに進捗するように、施工方法を検討・見直し・修正しています。また、工程の作成、資材の確保、隣接工事と調整も必要で、どの業務も納得が行くまで打ち合わせをしています。安全管理においては、日々、現場全体の流れや動きを把握し、安全に作業ができるように手順を確認するとともに、品質管理においては「100年以上利用されるモノ」の提供を目指して、より良いモノづくりができるような管理に努めています。

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現場の問題をどう解決していくのか。自ら考え実行することで成長を実感!

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初めのうちは基礎知識も不足し、与えられた仕事をこなすだけで精一杯でした。しかし、経験を積むにつれ、自分の力で効率よく業務が進められるようになってきました。工事は現場が変われば条件も変わり、まったく同じ工事はないため、それぞれの現場の問題点を見つけ解決していくことが求められます。何をどう改善すれば問題が解決できるか。上司からの指示に従うだけでなく、自分で考え実行に移すよう意識してきたことが、自身の成長につながっている気がします。
実際、当社はどの現場でも挑戦のチャンスが与えられ、若手にもある程度の裁量が与えられているので、自分次第でいくらでも成長できることを実感しています。

施工管理職は、人から頼られ指示できるところも魅力のひとつです。自分が主体となって現場を管理することは責任も大きく、苦労もしますが、上司や協力会社の皆さんから助言を受けながら、日々、努力することで充実した毎日を過ごしています。

最先端技術を先取りしつつ、広い視野で物事を見られる技術者に

今後は技術者としてさらに知識を身につけるのはもちろんのこと、お客様や工事関係者など関わる人々の話を理解するだけではなく、逆にこちらから積極的に提案していける力と実行力を高めていきたいと思っています。

また、既存の方法だけに執着していては、時代に取り残されてしまうかもしれないため、情報感度を高める必要性も感じています。ICT(情報通信技術)やAI(人工知能)など、最先端の技術も視野に入れ、今後、主流となる技術を先取りしながら、常に広い視野を持って物事を見られる技術者を目指していきたいと考えています。

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ある一日のスケジュール

07:40出勤~現場移動
事務所でメールをチェックしてから現場に移動。出発前に現場の無事を祈願するのが日課です。
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08:00朝礼
ラジオ体操。作業内容の確認・注意事項の伝達。

08:30現場確認・指示
工事の進み具合を確認。不具合箇所や問題点を発見し、施工方法や工程の調整を検討。
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09:00デスクワーク
施工に先だち、現場の写真やCADを用いてイメージ図を作成。

11:30打合せ
当日作業の進み具合の確認と、翌日作業の資機材・人員の確認や安全事項の周知。

12:00昼休憩
昼食をとり、休憩。

13:00現場確認・指示(若手社員への指導)
不安全になるような事象がないかを確認。点検結果によっては修正を指示することも。若手社員には、現場チェックのポイントを説明したり、出来形や品質の重点項目を教える。

14:30打合せ
施工業者や資材業者と次工程を打合せし、施工方法の検討や、人員・材料の手配を行います。
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15:00デスクワーク
施工計画(新規工種の計画)作成や、安全書類などをチェック。

16:30情報収集
関係分野の論文や特許を調べて最新情報を取得。
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17:00現場終了
各業者から終了報告を受けて、作業内容を整理してまとめる。

18:00終業・帰宅