先輩社員紹介

施工管理 D1 土木事業本部 施工部 2000年入社 理工学部 土木工学科卒業

スケールの大きなモノづくりの達成感が、次への原動力につながる

設計図やスケジュール通りにいかないときこそ、管理者の腕の見せどころ

入社以来、携わっている仕事は、道路、下水などの土木工事を円滑に進めるための施工管理です。発注者との打ち合わせや、工事に携わる土木、大工、鉄筋などの協力業者のスケジュール調整のほか、発注者の求める寸法・形状通りに工事ができているかなど、品質を確保するための管理をしています。品質を確保するためには、無駄なく効率のよい作業を安全に進めることも大切です。施工方法の計画や工程表、施工図を作成し、それらの内容について協力業者と打ち合わせ、確認モレがないように心がけています。

しかし、いくら入念に打ち合わせても、工事は天候や思わぬアクシデントなどによって、計画通りに進むとは限りません。また、設計図通りの施工が現場ではできないということもあり、そういうときこそ管理者の力量が問われます。図面や写真などで資料を作成し、発注者と打ち合わせをしてスムーズに設計変更を行うことで、円滑な現場運営に努めています。

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設計図が形を成してきたときの感動は、想像以上

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当たり前かもしれませんが、平面の紙の上に書かれた設計図が、工事が進むにつれて立体的な構造物として形が立ち上がってくる様子には、いつも感動します。特に、当社が土木事業分野で手掛けているのは、道路や橋、鉄道、トンネルなど、社会インフラである大きな構造物が多いため、モノづくりのスケールの大きさが違います。そのため、一つの工事が無事に完了したときの達成感は、経験したものだけが味わえるご褒美です。携わった構造物の姿を目にすると、次に始まる新たな工事で「もっといいモノをつくってやろう」という新鮮な気持ちが湧いてきます。これらがこの仕事の魅力です。また、当社は会社の規模が大きすぎることも小さすぎることもなく、ちょうどよいため、組織に埋もれてしまうことなく、責任ある仕事を任されて自分らしく働けることもやりがいになっています。

培ってきた経験に自信と責任を持ち、現場の管理・運営ができる技術者に

これまで現場が変わるごとに初めての工種を経験してきました。また、たとえ同じ工種であっても、場所や人が変われば違うやり方があり、日々、新しいことに出会う中で勉強し、経験値を増やしてきました。携わるモノが違い、同じモノが世界に二つとないことが、この仕事の面白さであり、難しさでもありますが、これからもきっと新たな現場で初めての経験をしていくことは間違いありません。

現在は、監理技術者、現場代理人という責任あるポストに就くことも増えてきました。今までの現場で培ってきた経験、そしてこれから積み重ねていく経験と知識に自信と責任を持って、さらに効率よく安全な現場づくりを通じて品質の高い工事ができるような技術者を目指していきたいと思っています。

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ある一日のスケジュール

07:30出勤・メール確認・移動準備

08:00朝礼
作業員、社員全員でラジオ体操。今日の作業内容や安全注意事項を確認。

08:30現場確認
現場に出たらまず、1日の作業が安全にできるか、作業エリアの安全を点検。各作業場では、職長、作業員と手順や出来形(工事の完成形)、品質の細かなところまで再確認。
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10:00立会検査
各工程の段階ごとに発注者の検査を受ける。検査に合格しないと次の工程に進めないため、作業の進行の妨げとならないよう、事前の段取りや打ち合わせが重要!

12:00昼食

13:00昼礼
明日の作業が安全かつスムーズにできるよう、各業者の職長と社員で連絡・調整。

13:30現場確認
現場のルールに従い安全に作業をしているかを、細かくチェック。ときには厳しく指導することも。また、設計図通りに現場ができているかも確認する。
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15:00発注者打ち合わせ
予期せぬスケジュールや設計変更をスムーズに行うためにも、発注者側の担当者と綿密に打ち合わせをすることが重要!

16:00現場確認
1日の終わりに現場を再確認。また、工事の完成形をイメージしつつ、作業方法や工程を再確認。
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17:00所内打ち合わせ
社員全員で、作業の進捗、変更点や現場の問題点の確認、発注者との打ち合わせで決定した事項の連絡などを行う。現場を円滑に進めるために、情報共有は欠かせない。

18:00デスクワーク
発注者と打ち合わせをした変更工事の図面や数量などの資料を作成。
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19:00終業・帰宅