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「第14回 施工・技術報告会」を開催しました。

当社の土木事業本部では、「各現場で実施した特殊工法や設計変更手法の水平展開」、「若手技術者のプレゼンテーション能力の向上」等を目的として年1回、施工・技術報告会を開催しています。

第14回の施工・技術報告会が、平成31年1月19日に行われました。

今回より、大阪本店と東京本店をテレビ会議システムでつなぐことで、2会場での同時開催としました。
発表は現場から4件、本社から1件、外部講師から1件の計6件が行われ、技術力の水平展開を行うことができました。

「旧護岸層における場所打ち杭施工時の対策について」を発表した博多港道路橋下部工の荻野スタッフが社長賞を受賞しました。

博多港道路橋下部工

国土交通省九州地方整備局の発注工事として、平成28年6月から施工を開始し、現在も施工中です。

当工事は、作業ヤードを確保するために一般道路の切り回しを2回実施しながら、3基4橋脚の構築 (場所打ち杭 18.0m~18.5m 24本、鋼管ソイルセメント杭 19.0m 17本、躯体コンクリート総打設量 2100m³)を行っています。

橋脚施工箇所の一部には、大きさ30cm以上の捨石を有する旧護岸層が残置されていたことにより、場所打ち杭の施工において品質及び出来形を確保することが困難でした。

そこで、発注者と綿密な協議を行い、施工方法を最適なものに変更し、品質・出来形また出来栄えにおいても、良好な場所打ち杭の施工を行うことができました。